2013年09月11日

彼らはそれに真っ先に対処した

めく補給地を割り出された。
 弓矢と、火、水の魔術が真の武器だった。
 今は魔術だけを使う真に、分散して出た部隊が瞬殺される日々が続いている。
 カクンの頭痛の種だ。

「まさか我々が弓矢や術で落とされるとは」

「これまではそのような輩は餌食だったのですが」

 溜息がそこかしこから漏れ出る。
 翼人の利は空を飛べる事。ナイキ ウーブン
 そして弱点もまた空を飛ぶ事だ。
 空には基本的に遮蔽物が無い。
 下全てから飛び道具や魔術が襲いかかってくるのだ。
 だからこそ。
 彼らはそれに真っ先に対処した。
 風属性に高い理解を得て耐性を高め、一番空に向けての射程が長い風属性の術を徹底的に極めていった。
 また術や矢の射程そのものから逃れる様により高度を上げて飛べる精鋭を鍛えた。
 普通に考えて。
 地対空で空側が相手よりも高い風属性の力を持つ事は、一方的な攻撃を意味する。
 相手の射程外の高度から、こちらは射程内の攻撃を撃てるのだから。
 付与をつけた矢も、距離が伸びるにつれて威力は落ち、精鋭では無い翼人の兵でさえ、その風の障壁で弾くことができるケースが殆どだ。
 このスタイルの確立が、彼らの翼の色による身分制にもつながっている。
 高速で飛べて高度も出せる|白蝙蝠羽(アルカトル)が最も高い階級になるのは当然だったかもしれない。
 彼らは身体能力こそあまり高くないが、魔力もまた種族でトップクラスであり生まれながらのエリートとして扱われている。
 次に高速飛行には向かないが高度は出せる|白鳥羽(フレス)、その逆である|黒蝙蝠羽(スクワイア)、戦闘レベルでの飛行能力は低いものの、種族一強靭な肉体とアルカトルと並ぶ強い魔力を持つ|黒鳥羽(ペイジ)。
 より戦闘による犠牲を避けられるように役割や権限を分けていった結果が今の彼らの身分制度だった。
 住まう場所が絶壁の上部であり、防御の戦闘はほぼする必要が無かった事も大きい原因だろう。
 この亜空では事情が異なる為に族長であるカクン自ら羽に応じた戦い方の考案などに日々睡眠時間を削って励んでいるが。

「若様に把握されぬようにより高度を上げるか……」

「そうしますと、こちらからも若様の場所を特定出来ず、意味が無いのでは?」

「攻撃を撃つ者に限界の射程まで高度をとらせて、その者に攻撃を撃つ場所を示唆する指示役を置くのはどうか? その場所に攻撃をさせる」

「となりますと、地上のどこを攻撃させるかを明確にする方法がいりますな。地図を分割して把握する時に使う座標などを取り入れると良いかもしれません」 ナイキ スニーカー ハイカット

「呼吸を合わせる必要があるし、指示役は複数必要になるぞ。無事に若様の位置を把握するまでの犠牲がどれほど出るのか」

「まぐれかもしれんが、以前ペイジが若様の放たれたブリッドをわずかながら逸らした。彼らなら上空の攻撃班と直接念話を出来る者もいる。適役ではないか?」

「それはペイジを捨て石にした戦術だ。我らは犠牲を極力減らす為に今の戦術に至ったのに、真逆の道に活路を求めるのはどうか」

「しかし、既存の戦い方でどうやってあの方に認めてもらおうというのだ。雲の上まで飛ぼうと、攻撃魔術どころか数人で防御魔術を展開している最中ですらまとめて落とされるのだぞ!?」

 喧々諤々。
 カクンが一言、高度を上げる案を出しただけで会議に参加している作戦担当の翼人達がそれぞれ意見を交わし始める。
 残念ながら、有効な手段を確立するまでには至っていないようだ。
 当のカクンとて、一案として浮かんだだけの考えだ。
 実質、彼らは自分たちの支配する空へ、
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ニックネーム grf at 16:15| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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